中国留学の出発日が近づくにつれ、新しい生活への期待とともに、「何を持っていけばいいのだろう?」という不安を感じていませんか?ぼくも留学当時、不安症で大きいスーツケース2つを持っていきましたが、中には意外と使わなかった物も沢山ありました…!!
この記事は、単なる持ち物リストではありません。あなたの不安を解消し、自信を持って準備を進めるための「実践的なパッキングガイド」です。目的は、スーツケースを無理に満杯にすることではなく、スマートに、そして賢く荷造りをすること。留学生活の最初の数週間を快適に過ごすために「本当に必要なもの」は何か、そして「現地で手に入るもの」をうまく活用して、身軽に渡航するにはどうすればよいか。その一つひとつの理由を理解すれば、あなたに合った最適な持ち物リストが完成します。
この記事を読み終える頃には、何をすべきかが明確になっているはずです。さあ、留学という素晴らしい経験の第一歩を、計画的な荷造りから始めましょう。
お急ぎの方は最後のパッキングチェックリストだけでも見て行ってください!
1. これだけは手荷物に!留学生活の必須アイテム
ここで紹介するアイテムは、単に「大切なもの」というだけではありません。これらは、あなたの留学生活の基盤となるものです。万が一、預けたスーツケースが紛失したり、到着が遅れたりしても、これらのアイテムさえ手元にあれば、留学初日から困ることはありません。必ず機内持ち込みの手荷物に入れ、常に自分の手元に置いておくようにしてください。
1. あなたの身分を証明するための「重要書類ファイル」
留学生活のあらゆる手続きで基本となるのが、これらの書類です。これらがなければ、大学での登録すらできません。クリアファイルなどにまとめて、絶対に紛失しないように管理しましょう。
- パスポートとビザ: まずはパスポートの有効期限を確認してください。中国での滞在予定期間に加えて、最低でも6ヶ月以上の有効期間が残っていることが必要です。学生ビザ(Xビザ)はパスポートに貼付されています。これらはあなたの身分を証明する最も重要な書類です。万が一に備え、顔写真とビザのページをコピーし、さらにスマートフォンで撮影してクラウド上にもデータを保存しておくと安心です。
- 大学の入学関連書類: 大学から送付された「入学許可書(录取通知书)」と、ビザ申請時に使用した「JW201表」または「JW202表」の原本は必ず持参してください。これらは大学での学生登録や、到着後に必要な居留許可(レジデンスパーミット)の申請に不可欠です。
- その他の証明書類: 181日以上の長期留学の場合、指定の健康診断書(外国人体格検査記録)の原本が求められることがあります。(現地で健康診断を受ける場合は不要)また、最終学歴の卒業証明書や成績証明書、そして様々な手続きで必要になる可能性のある証明写真(2寸=3.8cm x 4.4cm、背景は白が望ましい)を数枚用意しておくと、いざという時に役立ちます。
2. もしもの時に備える「安全のための準備」
慣れない環境では、予期せぬ病気や怪我をすることもあります。その際にあなたを守ってくれるのが、保険と緊急連絡先です。
- 海外留学保険証書(保険加入者のみ): これは万が一の事態に備えるために非常に重要です。保険証書の原本と、提携病院のリストや緊急連絡先が記載されたハンドブックを必ず持参してください。これがあれば、高額な医療費を立て替えることなく治療を受けられる「キャッシュレス診療」に対応している場合が多く、大きな安心材料となります。
- 緊急連絡先リスト: 家族、日本の大学、留学先の担当者、そして現地の日本国大使館または総領事館の連絡先を一枚の紙にまとめておきましょう。スマートフォンの連絡先に登録するだけでなく、紙にも印刷しておけば、スマートフォンの電源が切れたり紛失したりした際にも対応できます。
また、中国留学の際の海外保険についてはこちらの記事で解説しています!
3. 到着直後のための「当面の資金」
中国に到着してすぐに現地の銀行口座を開設できるわけではありません。最初の数日間をスムーズに過ごすために、最低限の資金を準備しておくことが重要です。
- 中国人民元(現金): 日本の空港や銀行で、2,000元〜4,000元程度を両替しておきましょう。空港から大学までの交通費や、SIMカードの購入、最初の食事代など、カードが使えない場面で必要になります。
- クレジットカード・デビットカード: VisaやMastercardなど、国際的に利用できるブランドのカードを、できれば2枚以上、異なる会社で発行したものを用意するとリスク分散になります。これらは学費の支払いや、緊急時の大きな出費に備えるためのものです。出発前にカード会社へ海外渡航の予定を伝えておくと、不正利用を疑われてカードが停止されるトラブルを防げます。
- 国際キャッシュカード: 新生銀行などのように、海外のATMで現地通貨を引き出せる手数料の安いカードを一枚持っておくと、現地の銀行口座が使えるようになるまでの「つなぎ」として非常に便利です。

僕は当時、備えあれば憂いなしで現金5000元ほど持っていきました!
4. 生活に不可欠な「通信手段」
現代の中国において、スマートフォンは単なる連絡手段ではなく、決済、交通、情報収集など、生活のあらゆる場面で必要不可欠なツールです。
- SIMフリーのスマートフォンとSIMカード: 日本で使っているスマートフォンがSIMロック解除済みであることを必ず確認してください。そして、中国到着後すぐにインターネットに接続できるよう、日本で1週間程度の短期データ通信が可能なプリペイドSIMカードやeSIMを契約しておくことを強く推奨します。空港に到着した瞬間から、地図アプリで大学への道順を調べたり、WeChatで大学の担当者と連絡を取ったりできることは、大きな安心につながります。SIMカード交換用のSIMピンも忘れないようにしましょう。
持ち物ではないですが、中国渡航前にVPNの設定も済ませておきましょう!おすすめのVPNはこちらの記事から!
デジタル時代の留学と、電子機器・電源について
中国での留学生活を円滑に進める上で、電子機器は必須のツールです。しかし、電圧やコンセント形状の違いなど、技術的な面で不安を感じる方もいるでしょう。ここでは、そうした疑問を解消し、高価な電子機器を故障させてしまうような失敗を防ぐための知識を解説します。
1. 学習と生活の中心となるデバイス
学習効率を最大化し、日本との連絡を保つために、これらのデバイスは重要な役割を果たします。
- ノートパソコン/タブレット: レポート作成、オンラインでの資料収集、プレゼンテーション資料の作成など、大学の課題の多くはパソコンがあることを前提としています。iPadのようなタブレットも、授業のノートを取ったり、電子書籍を読んだりするのに便利です。
- 必須の周辺機器: 各デバイスの充電器はもちろんのこと、長時間の外出やコンセントのない場所での学習に備え、大容量のモバイルバッテリーは必需品です。また、寮の部屋や図書館で集中して勉強するために、ノイズキャンセリング機能付きのイヤホンやヘッドホンもあると非常に役立ちます。
2. 中国での充電:アダプターと変圧器の正しい知識
電子機器に関する最大の懸念は、電源周りの問題でしょう。しかし、正しい知識を持てば、無駄な出費と荷物を減らすことができます。重要なのは、「変圧器」と「変換プラグ」の違いを明確に理解することです。
- 電圧の基本: 中国の標準電圧は220Vです。これは日本の100Vよりも高い数値です。
- ポイント:ほとんどの電子機器に変圧器は不要: ここが最も重要な点です。ノートパソコン、スマートフォンの充電器など、近年の電子機器のACアダプターには、通常「INPUT: 100-240V」といった表示があります。これは、100Vから240Vまでの電圧に自動で対応できる「ユニバーサル仕様」であることを意味します。この表示がある機器には、重くて高価な「変圧器」は全く必要ありません。荷造りをする前に、必ずお持ちの電子機器のACアダプターを確認してください。この一手間で、荷物を軽くすることができます。
- 変換プラグという備え: 中国のコンセントの形状は多様で、日本のAタイプがそのまま使える場合も多いですが、異なる形状のものも存在します。そのため、あらゆる形状に対応できるマルチタイプの「変換プラグ」を一つ持っていくと安心です。これは数百円で購入できる、軽くて小さな備えです。
- 日本に置いていくべきもの: ドライヤーやヘアアイロンなど、熱を発する日本の電化製品の多くは100V専用です。これらを220Vのコンセントに直接差し込むと、故障や発火の原因にもなりかねません。これらの製品は、現地で安価に購入できるため、日本からは持っていかないのが賢明な判断です。

学生寮のコンセントは、日本と同じ形状なので変換プラグは不要です!
心と体の健康管理:ヘルス&パーソナルケア用品
留学生活を充実させるためには、心身の健康が第一です。慣れない環境でのストレスや体調不良は、誰にでも起こりうること。この章では、いざという時に自分を守り、日々の生活を快適に保つためのアイテムを、「日本から持っていくべきもの」と「現地で調達するもの」に分けて考えます。
1. 自分のための「常備薬」
体調が悪い時に、慣れない言葉で症状を説明し、どの薬が適切か判断するのは非常に大きなストレスです。そのため、使い慣れた日本の常備薬は、必ず持参しましょう。
- 信頼できる日本の市販薬: 鎮痛剤(ロキソニン、イブ)、胃腸薬(正露丸、太田胃散)、総合感冒薬、アレルギー薬など、普段から自分が使って効果を実感している薬を一通り揃えておきましょう。これらは、体調不良という最も弱っている時に、言語の壁や成分の違いといった不安なく使える、心強い存在になります。
- 処方薬: 持病などで定期的に服用している薬がある場合は、留学期間をカバーできる十分な量を持参してください。その際、医師に英文の処方箋や診断書を発行してもらうと、万が一の際に現地の医師に説明しやすくなります。
- 基本的な救急用品: 絆創膏、消毒用ウェットティッシュ、虫除けスプレーなども、小さな怪我やトラブルにすぐ対応できるよう、少量持っていくと便利です。
2. スキンケア、コスメ、衛生用品の最適な準備
毎日使うものだからこそ、何を持っていくか悩むのがこのカテゴリーです。ここでは「こだわり」と「実用性」を軸に判断します。
- 「持っていくべき」もの:こだわりのアイテム:
- 基礎化粧品・コスメ: 「このブランドでないと肌に合わない」という特定の日本のスキンケア製品や化粧品は、ストックも含めて持参することをお勧めします。現地での入手は困難か、非常に高価になる可能性があります。
- コンタクトレンズ: 目の健康に直結するため、使い慣れたメーカーのものを、留学期間分、あるいは少なくとも半年分は持っていきましょう。洗浄液も、最初の数週間分は持っていくと安心です。
- 生理用品: 中国でも購入できますが、日本の製品は品質が高いと評判です。特に肌が敏感な方は、慣れ親しんだ製品を2〜3ヶ月分持っていくと、精神的な負担が軽減されます。
- カミソリ、爪切り、毛抜き: 身だしなみを整えるためにも、1本持っておくと安心です。
- 「現地で買うべき」もの:一般的な日用品:
- シャンプー、石鹸、歯磨き粉: これらはかさばる上に、現地で簡単に手に入ります。最初の数日をしのぐための旅行用サイズだけを持参し、あとは現地で購入するのがスマートです。中国の主要都市には「ワトソンズ(屈臣氏)」のようなドラッグストアが至る所にあり、多くの国際的なブランド製品が揃っています。
- 現地の生活習慣: 中国の公共のトイレでは、トイレットペーパーが備え付けられていないことが非常に多いです。そのため、ポケットティッシュを常にカバンに入れて持ち歩く習慣をつけましょう。これは留学生活で非常に重要です。
スマートな服装計画:9月入学のための準備
多くの留学生が9月に新学期を迎えることを踏まえ、この章では夏の終わりから秋にかけての服装に特化して解説します。ここでの重要な考え方は、「一年分の服を詰め込む」のではなく、「最初の1ヶ月を乗り切るための基本セットを用意する」というものです。現地の優れたリテール環境を最大限に活用することで、荷物を大幅に減らし、より現地の気候やファッションに合った服装を揃えることができます。
1. 気候の理解:北京と上海、9月の天気
留学先の気候を正確に把握することが、賢い服装計画の第一歩です。中国は広大であり、都市によって気候は大きく異なります。
- 北京の9月: 北京の9月は、一年で最も美しい季節の一つである秋の始まりです。空気は乾燥しており、日中の平均最高気温は26〜27℃と非常に過ごしやすいですが、朝晩は14〜15℃まで下がることもあり、寒暖差が大きいのが特徴です。
- 上海の9月: 上海の9月は、まだ夏の暑さが残る時期です。北京よりも湿度が高く、日中の平均最高気温は28℃、最低気温も22〜23℃と、夜もあまり気温が下がりません。また、台風シーズンの終わりにあたり、突然の雨に見舞われる可能性もあります。
- 導き出される結論: 両都市に共通する最適な服装戦略は「重ね着(レイヤリング)」です。

最近の北京は9月でも夏本番の暑さになることも…!!
2. スマートカジュアルな学生の基本的な服装
多すぎず少なすぎず、着回しの効くアイテムを厳選することがポイントです。
- トップス: 半袖Tシャツを4〜5枚、そして長袖のシャツやブラウスを3〜4枚。この組み合わせで、日中の暑さから朝晩の涼しさまで対応できます。
- ボトムス: ジーンズ、チノパン、動きやすいパンツなど、どんなトップスにも合わせやすいものを2〜3本に絞りましょう。
- 重ね着アイテム: これが最も重要なカテゴリーです。カーディガン、パーカー、薄手のジャケットなど、さっと羽織れるものを必ず1〜2枚用意してください。これは、涼しい夜や冷房が効きすぎている教室、そして10月への季節の変わり目に大活躍します。
- 下着・靴下: 1週間分(5〜7セット)あれば、洗濯のサイクルを考えても十分です。洗濯ネットは、衣類を長持ちさせるために役立つ便利な小物です。
- 靴: 長時間歩いても疲れない、履き慣れたスニーカーは絶対に必要です。それに加えて、サンダルやもう一足別のカジュアルな靴があれば万全です。3足以上をスーツケースに入れる必要はほとんどありません。
- パジャマ・部屋着: 寮でリラックスするためのものを1〜2セット用意しましょう。
3. 現地での購入という選択肢
衣類でスーツケースをいっぱいにする必要がない最大の理由は、中国の優れたショッピング環境にあります。
- ユニクロと無印良品: 中国の主要都市には、日本を遥かに凌ぐ数のユニクロや無印良品の店舗が存在します。品揃えも豊富で、基本的な衣類や冬に向けてのヒートテックなどを、日本と変わらない品質で、手頃な価格でいつでも購入できます。足りないものは現地で買い足す、という考え方が非常に有効です。
- タオバオ(淘宝): 生活に慣れてきたら、中国最大のECサイト「タオバオ」に挑戦してみましょう。驚くほど安価で、トレンドの服や小物が何でも揃います。この選択肢があることを知っているだけで、「すべてを持っていかなければ」というプレッシャーから解放されるはずです。
新生活を快適にする、あると便利なアイテム
留学生活の質は、大きなものだけでなく、日々の小さなアイテムによって大きく左右されます。ここでは、スーツケースの僅かなスペースと引き換えに、非常に大きな快適さや利便性、そして学業面でのメリットをもたらしてくれる、コストパフォーマンスの高い小物たちに焦点を当てます。
1. 日本の味:食事の楽しみとコミュニケーション
慣れない土地での食事は、時に胃腸の疲れやホームシックの原因となります。そんな時、一口食べるだけで安心できる「日本の味」は、想像以上に大きな助けになります。
- 持っていくべき食品: 重い調味料やレトルト食品ではなく、軽くて日本の風味を強く感じられるものを選びましょう。具体的には、お気に入りのふりかけ、インスタントの味噌汁、だしの素、そして好きな日本のお菓子や飴などです。これらは、中国の油の多い食事に疲れた時の、良い気分転換になります。
- コミュニケーションツールとしてのお菓子: 日本のお菓子は、新しくできた友人やクラスメート、お世話になる先生へのささやかなプレゼントとして、非常に喜ばれます。言葉の壁を越えて、円滑な人間関係を築くための良いきっかけにもなり得ます。
2. 学習効率を高めるためのアイテム
留学の主目的は学業です。その効率を少しでも高めるための準備は大切です。
- 日本語の文法書: 中国語の授業が全て中国語で行われる環境であっても、複雑な文法事項や微妙なニュアンスを母国語で確認できる参考書が手元にあると、理解度が飛躍的に向上します。これは、学習時間を節約してくれる、非常に価値のある一冊です。しかし、ぼくのように参考書を持っていって全然使わない人もいるので、必須ではありません!
- 高品質な文房具: 中国でも文房具は購入できますが、日本の製品、特にペンの書き心地やノートの紙質は世界でもトップクラスです。毎日使うものだからこそ、ジェットストリームのような書きやすいボールペンや、お気に入りのノートを数点持っていくことは、学習意欲を高めるためにもお勧めします。

機内で書類の記入が求められるので、ペンは一本手荷物に入れておこう!
3. 日常生活で役立つ小物
これらは、地味ながらも「持ってきてよかった」と実感する確率が非常に高いアイテムです。
- 小さくても役立つアイテム: 衣類を傷めないための洗濯ネット、到着初日にすぐ使うための小さなタオル、寮の室内履きとしてのスリッパ、ハンガーなどは、場所を取らずに日々のストレスを軽減してくれます。
- 現地調達が基本のもの: 寝具(シーツ、枕、布団)や調理器具(鍋、フライパン、炊飯器)は、非常にかさばります。これらは寮で提供されているか、現地で非常に安価に購入できるため、日本から持っていく必要は全くありません。
中国留学・最終パッキングチェックリスト
これまでの全ての情報を、印刷してそのまま使える、実践的なチェックリストにまとめました。このリストは、単なる項目の羅列ではありません。各アイテムがなぜ必要なのか、どの程度の重要度を持つのかが一目でわかるように設計されています。荷造りの最終確認で、スーツケースのスペースと相談しながら最終決定を下す際の、意思決定ツールとして活用してください。
凡例
- 必須(手荷物へ): 必ず機内持ち込みのバッグに入れるべきアイテム。
- 推奨(預け荷物へ): 留学生活の質を大きく向上させる、価値の高いアイテム。
- 任意/現地調達可: スペースに余裕があれば。しかし、現地で簡単に購入できるため優先度は低いアイテム。
アイテム | カテゴリー | 推奨数量/詳細 | 根拠とアドバイス |
重要書類・金銭 | |||
パスポート | 必須(手荷物へ) | 原本+コピー3部(物理&デジタル) | 身分証明の基本。大学登録、居留許可申請に必須。 |
学生ビザ(Xビザ) | 必須(手荷物へ) | パスポートに貼付済み | 中国で合法的に学ぶための許可証。コピーも忘れずに。 |
航空券 | 必須(手荷物へ) | 印刷またはメール | 家を出る前にもう一度確認しよう。 |
入学許可書・JW202表 | 必須(手荷物へ) | 原本 | 大学での学籍登録と居留許可申請に不可欠。 |
海外留学保険証書 (保険加入者のみ) | 必須(手荷物へ) | 原本+ハンドブック | 万が一の病気や怪我に備えるために必須。 |
人民元(現金) | 必須(手荷物へ) | 2,000〜4,000元 | 到着直後の交通費や食事代など、カードが使えない場面で必要。 |
クレジットカード | 必須(手荷物へ) | 2枚以上(異なる国際ブランド) | 緊急時や高額な支払い(学費など)に備える。事前にカード会社へ渡航連絡を。 |
証明写真 | 必須(手荷物へ) | 4〜6枚(白背景) | 学生証作成や各種手続きで意外と必要になる。 |
電子機器 | |||
SIMフリースマートフォン | 必須(手荷物へ) | 1台 | 生活インフラ。決済、交通、連絡に必須。SIMロック解除を確認。 |
日本で契約した短期SIM/eSIM | 必須(手荷物へ) | 1枚 | 中国到着後すぐにネット接続できる安心感は非常に大きい。(SIMピン忘れずに) |
ノートパソコン/タブレット | 必須(手荷物へ) | 1台 | 課題やレポート作成に必須。ACアダプターの「100-240V」表示を確認。 |
モバイルバッテリー | 必須(手荷物へ) | 1台 | 外出先でのスマホのバッテリー切れは大きな問題。必需品。 |
各種充電器 | 必須(手荷物へ) | 各1セット | パソコン、スマホ、モバイルバッテリー用。 |
変換プラグ | 推奨(預け荷物へ) | 1個(マルチタイプ推奨) | 多くのコンセントは日本と同じA型なので、必須ではない。 |
医薬品・衛生用品 | |||
常備薬(鎮痛剤、胃腸薬など) | 推奨(預け荷物へ) | 1〜2箱 | 体調不良時に、慣れた薬が手元にある安心感は大きい。ストレスを軽減する。 |
処方薬 | 推奨(預け荷物へ) | 滞在期間分+英文処方箋 | 該当者のみ。現地での入手は困難な場合がある。 |
コンタクトレンズ・洗浄液 | 推奨(預け荷物へ) | 滞在期間分(レンズ)、1ヶ月分(洗浄液) | 目の健康に関わるもの。使い慣れたものを。洗浄液は現地でも購入可能。 |
特定の化粧品・スキンケア用品 | 推奨(預け荷物へ) | 必要なだけ | 「これでないとダメ」というこだわり品は持参を。現地調達は困難か高価。 |
生理用品 | 推奨(預け荷物へ) | 2〜3ヶ月分 | 日本の製品は品質が高いと評判。肌が敏感な方は特に持参を推奨。 |
歯ブラシ・旅行用歯磨き粉 | 推奨(預け荷物へ) | 2〜3本、旅行用1本 | こだわりがあるなら持参。歯磨き粉は現地調達でOK。 |
カミソリ、爪切り、毛抜き | 推奨(預け荷物へ) | 1〜2本 | 必須ではないが、あると安心。 |
ポケットティッシュ | 推奨(預け荷物へ) | 多めに | 中国のトイレには紙がないことが基本。常に携帯する習慣を。 |
シャンプー・石鹸類 | 推奨(預け荷物へ) | 旅行用サイズ1セット | 到着初日用。かさばるので、通常サイズは現地ドラッグストアやネットなどで購入。 |
衣類(9月入学・夏〜秋服) | |||
半袖Tシャツ | 推奨(預け荷物へ) | 4〜5枚 | 日中の基本スタイル。 |
長袖シャツ・ブラウス | 推奨(預け荷物へ) | 3〜4枚 | 朝晩の涼しさや冷房対策に。 |
羽織もの(カーディガン、パーカー等) | 推奨(預け荷物へ) | 1〜2枚 | 重ね着の基本。最も重要な衣類。 |
ボトムス(ジーンズ、パンツ等) | 推奨(預け荷物へ) | 2〜3本 | 着回しの効くものを厳選。 |
下着・靴下 | 推奨(預け荷物へ) | 1週間分 | これだけあれば洗濯が間に合う。 |
スニーカー | 推奨(預け荷物へ) | 1足 | 履き慣れた、歩きやすいものが必須。 |
部屋着・パジャマ | 推奨(預け荷物へ) | 1〜2セット | 寮でのリラックスタイムに。 |
サンダル・その他靴 | 任意/現地調達可 | 1足 | 寮内履きや近所の外出に便利。必須ではない。 |
学習・生活用品 | |||
日本語の文法書 | 任意/現地調達可 | 1冊 | 中国語学習の効率を大きく高めるアイテム。 |
日本の文房具(ペン、ノート) | 必須(手荷物へ) | 少量 | 書き心地の良いペンは学習意欲を高める。一本は手荷物に入れておこう。 |
日本の食品(ふりかけ、味噌汁等) | 推奨(預け荷物へ) | 少量 | ホームシック対策に。友人へのプレゼントにも。 |
洗濯ネット | 推奨(預け荷物へ) | 2〜3枚 | 衣類の傷みを防ぐ。意外と役立つ。 |
タオル類 | 推奨(預け荷物へ) | バスタオル1枚、フェイスタオル2枚 | 到着初日用。かさばるので、追加は現地で購入するのが賢明。 |
スリッパ | 任意/現地調達可 | 1足 | 寮の室内履きに。現地でも安価に購入可能。 |
持っていかないもの | |||
変圧器 | – | 0個 | ほとんどの電子機器はユニバーサル仕様。重くて不要。 |
100V専用のドライヤー等 | – | 0個 | 故障・火災の原因。現地で安価に購入すべき。 |
寝具類(布団、枕) | – | 0セット | 寮で提供されるか、現地で安価に購入可能。スーツケースの無駄。 |
調理器具 | – | 0個 | 寮の共用キッチンにあるか、現地で安価に購入可能。 |
大量の衣類 | – | – | 現地にはユニクロや無印良品、タオバオがある。基本セットで十分。 |
最後に:必要なものは現地で揃う!
荷造りが終われば、いよいよ出発です。このガイドを通じて、みなさんのスーツケースが、これからの素晴らしい生活を支える、厳選された持ち物で満たされていることを願っています。
完璧な準備は自信を与えてくれますが、留学の醍醐味は、予期せぬ出来事に柔軟に対応し、それを楽しむ心を持つことです。忘れ物をしても、ほとんどのものは現地で何とかなります。大切なのは、好奇心を忘れず、新しい環境での挑戦そのものを楽しむ姿勢です。なので、もし忘れ物をしても心配しすぎないでください!
中国到着後は、慣れない環境で大変だと思いますが一緒に頑張りましょう!
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