こんにちは、トモキです!
これから中国留学を考えていて、「北京外国語大学って、日本の大学でいうとどれくらいのレベルなんだろう?」「自分でも入れるのかな?」と気になっている方、多いのではないでしょうか。
そこで今回は、日本の高校生や大学生が最も気になる「北京外国語大学のレベル感」について、世界的な評価や入学難易度、そして実際に授業についていけるか、どんな力が必要なのかを、僕の実体験を交えながら解説していきます!
この記事が、北京外国語大学を目指す皆さんの参考になれば嬉しいです!
【大前提】中国の大学に「偏差値」は存在しない

日本では当たり前のように使われる「偏差値」という指標ですが、中国の大学入試制度には偏差値という概念がありません。
1. なぜ中国には偏差値がないのか?
中国の大学入試は、高考(ガオカオ)と呼ばれる全国統一試験の点数によって決まります。この試験は年に一度しか実施されず、受験生は自分の得点と志望大学の「最低合格ライン(录取分数线)」を見て、入学できるかどうかを判断します。
つまり、模試による偏差値ではなく、一発勝負の本番の点数で全てが決まるのです。また、この合格ラインは省ごとに異なるため、「全国統一の偏差値」という概念が存在しないのです。

日本の受験制度とは全く違うシステムなんです!
2. 留学生は「高考」を受けなくてもいい
さらに重要なのは、外国人留学生は高考を受ける必要がありません。留学生の入学審査は、主に以下の基準で行われます。
- HSK(中国語能力試験)のスコア
- 高校の成績(GPA)
- 志望理由書や推薦状
- 大学独自の筆記試験や面接(一部の大学)
つまり、中国人学生が数百万人と競う激しい「高考」を受けずに、書類審査を中心とした選考で入学できるのです。これは日本人留学生にとって大きなアドバンテージです。

留学生枠を使えば、中国人学生よりもハードルが低いんです!
世界から見た北京外国語大学のレベルは?

偏差値がない中国の大学ですが、世界的な評価や国内でのランキングを見ることで、そのレベル感を把握することができます。
1. QS世界大学ランキングでの位置づけ
北京外国語大学は、QS世界大学ランキング言語学分野で世界18位(2025年)という高い評価を受けています。これは、日本の東京大学(23位)を上回る水準です。
言語教育においては、中国国内だけでなく、世界的に見ても非常にハイレベルな大学だということがわかります。
2. 中国国内での位置づけ
中国国内では、大学を評価する際に「985工程」「211工程」という国家プロジェクトの指定があります。北京外国語大学は「211工程」に選ばれており、国家重点大学として位置づけられています。
さらに、「外交官のゆりかご」と呼ばれ、これまでに400名以上の大使と2,000名以上の参事官を輩出してきた実績があります。中国でのビジネスや外交の世界では、非常に高い知名度と信頼を誇る大学です。

中国で知らない人はいない外国語大学です!
3. 日本の大学に例えるなら?
あくまで一つの目安ですが、世界ランキングや専門性の高さ、国内での評価を総合すると、北京外国語大学は日本の東京外国語大学や上智大学の外国語学部レベル、またはそれ以上と言えるでしょう。
特に言語学や国際関係の分野では、日本のトップクラスの大学と肩を並べる、もしくはそれ以上の教育水準を持っています。
学部によって入学難易度は大きく異なる

北京外国語大学と一口に言っても、学部や専攻によって入学難易度には大きな差があります。
1. 言語系学部は難易度が高い
北京外国語大学の看板である言語系学部(英語学部、日本語学部など)は、中国人学生にとって非常に人気が高く、入学難易度も高いです。高考での合格ラインも高く、優秀な中国人学生が集まります。
2. 中文学部(中国語学部)
中文学部は、世界中からたくさんの外国人留学生が中国語を学びに来ている学部です。中国人学生と外国人学生でクラスが完全に分かれており、中国人学生は中国文学を専門的に研究している一方、外国人学生は外国人だけのクラスで中国語の読み書き・会話・文法などを体系的に学んでいます。
特筆すべきは、香坂班という日本人専用のプログラムがあることです。これは4年間かけてじっくり中国語を学ぶコースで、日本人の学習特性に合わせたカリキュラムが組まれています。他の学部と比べると入学難易度は低めなので、「まずは中国語力をしっかり身につけたい」という方にとっては良い選択肢です。
3. 国際商学部やその他の学部
一方、僕が所属している国際商学部(IBS)や、国際関係学部などは、言語系学部に比べると入学難易度は若干低めです。とはいえ、211工程の大学ですから、決して簡単ではありません。
中国語コースと英語コースでも難易度が異なります。中国語コースは中国人学生と一緒に学ぶため、HSK5級〜6級が必要で難易度が高い一方、英語コースは授業が英語で行われるため、中国語力がなくても入学できます。

僕は国際商学部の中国語コースに進学しました!
国際商学部について詳しく知りたい方は、こちらの記事もご覧ください!
日本人留学生として、北京外国語大学に入学できるのか?

ここが最も気になるポイントだと思います。結論から言うと、しっかり準備すれば、日本の普通の高校からでも十分に入学可能です。
1. 入学に必要なもの
留学生として北京外国語大学に入学するために必要なのは、主に以下の3つです。
- HSK(中国語能力試験)のスコア
・中国語コース:HSK5級〜6級(学部による)
・英語コース:不要(IELTS必須) - 高校の成績(GPA)
・特に優秀である必要はありませんが、一定の成績は求められます - 志望理由書や推薦状
・なぜこの大学で学びたいのかを明確に伝えることが重要です
2. 僕の場合:偏差値55の高校から北京外国語大学へ
僕は東京の偏差値55程度の私立高校出身です。当時は軽音部で音楽に夢中で、勉強には全く興味がありませんでした。それでも、中国のビジネスを学びたいという思いから独学で中国語を勉強し、HSK5級を取得して国際商学部に合格しました。
つまり、日本の「有名進学校」でなくても、HSKのスコアと明確な目標があれば、十分にチャンスがあるということです。

普通の高校からでも、夢を諦める必要は全くありません!
3. 予科制度を活用する方法も
もし高校卒業時点でHSK5級に達していなくても、予科(予備コース)に入学して中国語を集中的に学び、その後本科に進学する道もあります。予科は半年〜2年間のコースで、本科入学に必要な中国語力を養うためのプログラムです。
これは遠回りではなく、確実に北京外国語大学を目指すための有効な選択肢です。
中国留学の準備や本科留学について詳しく知りたい方は、こちらの記事もどうぞ!
入学後、授業についていけるのか?必要な力とは

入学できたとしても、「実際に授業についていけるのか?」という不安を抱える方も多いと思います。僕自身、最初は本当に苦労しました。
1. 最初は本当に聞き取れなかった
入学前にHSK5級を取得していた僕ですが、最初の授業では先生の中国語がほとんど聞き取れませんでした。華僑のクラスメートはネイティブレベルで話すため、彼らとの会話も愛想笑いでごまかす日々。授業中は辞書を引きながら必死にメモを取り、わからない単語だらけで心が折れそうになりました。
自分の中国語があまりにも下手で、クラスメートに笑われたこともあります。それでも諦めずに、積極的にイベントに参加したり、クラスメイトと話す機会を増やしたりすることで、少しずつ中国語が上達していきました。

最初の半年は本当にきつかったです…。
2. 語学力だけでは足りない!必要な3つの力
北京外国語大学で学び、生活していく中で、語学力以外にも重要な力があることに気づきました。正直に言うと、語学力よりもこの3つの力のほうが留学の成否を分けると僕は思っています。
1. 臨機応変に対応する力
中国では、スケジュールやルールが急に変更になることが日常茶飯事です。授業の教室が急に変わったり、提出期限が前倒しになったり、予定していたイベントが突然中止になったりすることもあります。
僕が特に驚いたのは、先生が前回の授業で説明したことと、次の授業で言っていることが全然違うことでした。「え、先週と話が違うんですけど…」と思っても、周りの中国人学生は全く気にしていない。また、ずっと準備していたイベントが当日になって何の説明もなく中止になることもありました。日本ではまずあり得ないですよね。最初は戸惑いやストレスを感じていましたが、だんだん「まあ、そういうもんだ」と柔軟に受け入れられるようになりました。
この「想定外を受け入れる力」は、留学だけでなく将来のキャリアでも大きな武器になります。変化が激しい時代に、変化を恐れずに動ける人間になれる。特にグローバルなビジネスの現場では、異なる文化背景を持つ人たちと仕事をする中で「自分の常識が通じない場面」に何度もぶつかります。そのたびに柔軟に対応できるかどうかが、結果を大きく左右します。中国留学でこの力を鍛えておくことは、将来の自分にとって計り知れない財産になります。
2. 精神的な強さ(メンタルのタフさ)
言語の壁、慣れない環境、文化の違い、時には差別的な言葉を投げかけられることもあります。こうした状況でも、自分を見失わず、前向きに乗り越えていくメンタルの強さが必要です。
僕も入学当初、自分の中国語が下手すぎてクラスメートに笑われたとき、正直かなり落ち込みました。でも、ある時気づいたんです。笑われたということは、少なくとも自分は中国語を使って挑戦しているということだと。黙って何もしなければ笑われることすらない。でもそれでは絶対に成長しない。
それに、言葉の壁だけでなく、文化の違いからくるストレスも大きいです。中国人と日本人では、コミュニケーションのスタイルが根本的に違います。中国では自分の意見をはっきり主張することが当たり前ですが、日本人は空気を読んで控えめに振る舞うことが多い。この違いに戸惑い、自分の殻に閉じこもってしまう留学生も少なくありません。でも、その違和感こそが成長のチャンスです。異なる文化の中で揉まれることで、自分の価値観が磨かれ、より強い自分になれます。
留学中のメンタルを支えるのは、結局のところ「自分がなぜここにいるのか」という原点に立ち返れるかどうかです。辛いとき、理不尽なことが起きたとき、自分の留学の目的を思い出せる人は強いです。逆に、「なんとなく留学に来た」という人ほど、壁にぶつかったときに心が折れやすい。だからこそ、留学前に自分なりの目的を明確にしておくことが、メンタルの土台になります。
3. 自分で考えて行動する力
中国の大学では、日本のように「先生が全て教えてくれる」わけではありません。自分で情報を集め、調べ、行動することが求められます。
例えば、履修登録の方法、寮の手続き、ビザの更新など、留学生活には自分で処理しなければならないことが山ほどあります。しかも、手続きのルールが頻繁に変わるので、ネットの古い情報を鵜呑みにすると失敗することもあります。結局、「自分で最新の情報を取りに行く」姿勢が一番大切なんです。
さらに言えば、これは学業面でも同じです。教授が一から十まで教えてくれることは少なく、「自分でリサーチして、自分なりの考えをまとめて発表する」という場面が非常に多いです。
そして、この力は学業だけでなく、人間関係やキャリアにも直結します。中国では「自分から動く人」が評価される文化があります。待っていても何も始まらない。自分で動いた分だけ、道が開ける。これが中国留学のリアルです。

この3つの力は、留学が終わった後の人生でもずっと役に立つ力です!
中国留学の「きつい現実」についても、こちらの記事で詳しく解説しています!
4年間で語学力が伸び悩む人もいる…成功の鍵は「目的意識」

残念ながら、4年間海外の大学に通っても、語学力が伸び悩んだまま卒業する人も少なくありません。これは中国留学に限らず、どの国の留学でも共通する現実です。
1. なぜ語学力が伸びないのか?
語学力が伸びない人の多くに共通しているのは、「とりあえず留学すれば話せるようになるだろう」という受け身の姿勢です。
- 授業には出るけど、授業外では日本人とばかり過ごす
- わからないことがあっても自分で調べない
- イベントやサークルに参加せず、寮にこもっている
こうした生活を4年間続けても、語学力は思ったほど伸びません。
2. 成功する留学生に共通する「目的意識」
一方で、語学力も専門性も大きく伸ばして帰国する留学生には、明確な目的意識があります。
- 「中国語を使ってビジネスがしたい」
- 「中国企業でインターンシップをしたい」
- 「中国人の友達を100人作りたい」
こうした明確な目標があるからこそ、日々の行動が変わり、結果として大きな成長につながるのです。

目標があるかどうかで、留学の成果は180度変わります!
僕の経験:普通の高校生から、中国企業でインターンができるまで
ここで、僕自身の経験を少し詳しくお話しします。
1. 入学当初の挫折
入学直後は、本当に辛い日々でした。先生の中国語がほとんど聞き取れず、クラスメートとの会話も成り立たない。授業中は辞書を引きながら必死にメモを取るだけで精一杯。自分の中国語が下手すぎて笑われることもありました。
正直、「自分には無理かもしれない」と何度も思いました。
2. 積極的に行動することで道が開けた
それでも、自分から積極的にイベントに参加し、クラスメイトに話しかけることを続けました。最初は全然伝わらなくても、少しずつ中国語が上達していきました。
学内では、北京外国語大学日本人会の会長を務めるほか、国際商学部留学生会の外联部として英語と中国語を使って活動しました。また、3年生の2学期には中国のコンサルティング会社でインターンシップを経験し、リサーチ内容を中国語のレポートにまとめる仕事をしました。
現在はアメリカのAIスタートアップ企業でマーケターとしてインターンを行っており、中国語・英語・日本語を日々使って仕事をしています。

最初は全然できなかったけど、諦めずに続ければ必ず成長できます!
北京外国語大学のサークルや学生団体については、こちらの記事で詳しく紹介しています!
中国留学を成功させるための道筋

最後に、これから北京外国語大学を目指す皆さんに向けて、留学を成功させるために本質的に大切なことをお伝えします。手続きや申請方法よりも、もっと根本的な部分の話です。
1. 「自分は何のために留学するのか」を徹底的に考え抜く
これが全ての土台になります。目的意識のない留学は、ただの長期滞在になってしまいます。
「中国語が話せるようになりたい」だけでは正直弱いです。なぜ中国語なのか。中国語を使って何がしたいのか。5年後、10年後にどんな自分でいたいのか。ここまで掘り下げて初めて、留学中の辛い時期を乗り越える力になります。
僕の場合は、「中国の巨大な市場でビジネスをしたい」「中国語と英語と日本語を使って、国境を越えて仕事ができる人間になりたい」という目標がありました。この目的があったからこそ、聞き取れない授業にも食らいつけたし、多少辛いことがあっても乗り越えられました。
目的は立派なものでなくてもいい。自分の心が本当に動く理由を見つけることが大切です。
そしてもう一つ大事なのは、その目的を言葉にして書き出しておくことです。留学中は忙しさや辛さの中で、最初の気持ちを忘れてしまうことがあります。でも、紙やスマホのメモに書いておけば、迷ったときにいつでも原点に立ち返ることができます。
2. 「環境に飛び込む覚悟」を持つ
留学の最大の価値は、居心地の良い場所を離れて、自分を未知の環境に投げ込むことにあります。
日本にいれば日本語で全て済む。わからないことがあれば誰かが教えてくれる。でも中国では全てが違います。言葉も、文化も、人との距離感も。その「違い」に正面からぶつかる覚悟があるかどうかで、留学で得られるものは天と地ほど変わります。
大事なのは、完璧に準備してから飛び込もうとしないことです。準備は大切ですが、どれだけ準備しても想定外のことは必ず起きます。70%の準備ができたら、あとは飛び込んでから考える。この思い切りが、留学を成功させる大きな鍵になります。
僕自身、渡航前は不安でいっぱいでした。中国語もまだ完璧じゃないし、知り合いもいないし、中国での生活が想像もつかなかった。でも今振り返ると、あの「不安なまま飛び込んだ」経験こそが、自分を一番成長させてくれたと確信しています。快適な場所にいる限り、人は本当の意味では変わりません。居心地の悪さの中にこそ、成長の種があるんです。
3. 「人とのつながり」を自分から作りに行く
留学生活で最も大きな財産になるのは、語学力でも専門知識でもなく、人とのつながりだと僕は思っています。
中国人のクラスメート、世界各国から来た留学生、教授、インターン先の同僚。こうした人たちとの出会いが、自分の視野を何倍にも広げてくれます。でも、この出会いは待っていても訪れません。自分からイベントに参加し、サークルに入り、話しかけ、食事に誘う。この積極性がなければ、4年間同じ日本人の友達とだけ過ごして終わってしまいます。
僕が日本人会の会長を務めたり、留学生会の活動に参加したりしたのも、全て「自分から動いた結果」です。最初は勇気がいりましたが、その一歩を踏み出したことで、かけがえのない仲間と経験を得ることができました。
そして、留学で築いた人間関係は卒業後もずっと続きます。世界各国に友人がいるということは、将来のキャリアや人生において、かけがえのないネットワークになります。「人とのつながり」は、留学で得られる最大の財産だと僕は断言します。

留学の本質は「自分がどう変わるか」。その覚悟を持てた人は、必ず成長できます!
まとめ:北京外国語大学を目指すあなたへ
この記事では、「北京外国語大学 偏差値」というテーマで、以下の内容をお伝えしました。
- 中国の大学には偏差値という概念がないこと
- 世界的にも高い評価を受けている北京外国語大学のレベル感
- 学部によって入学難易度が異なること
- 日本人留学生として、普通の高校からでも十分に入学可能であること
- 語学力だけでなく、臨機応変な対応力、精神的な強さ、自分で考えて行動する力が必要なこと
- 4年間で何を達成したいかという目的意識が、留学成功の鍵であること
僕自身、偏差値55の普通の高校から、独学で中国語を勉強して北京外国語大学に進学しました。最初は本当に大変でしたが、諦めずに積極的に行動することで、今では中国語でインターンができるまでに成長しました。
北京外国語大学を目指すあなたも、必ず成長できます。
留学は、自分の可能性を広げる最高のチャンスです。ぜひ、明確な目標を持って、この挑戦に飛び込んでみてください!
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