中国政府奨学金 徹底解説(書類申請から面接、CSC電子申請システムまで)

志望大学の選び方

こんにちは、コミです!

今回は、ぼくが現在利用させていただいてる「中国政府奨学金」について紹介します!

僕は北京外国語大学の1年生の時にこの奨学金に応募しました。この記事が、少しでもこれから中国留学を考えている方の参考になれば嬉しいです!

※まず、中国政府奨学金の応募先は2つあり、「日中友好協会経由」と「JASSO経由」があります。学位が授与されるプログラム(学部、修士、博士)はJASSO経由でのみ募集しているため、学部生の私は2023年度にJASSO経由で応募しました。ここではJASSO経由の奨学金について、ぼくの経験も交えて説明します!

書類申請(システム登録)について知りたい方は、こちらから!

面接選考について知りたい方は、こちらから!

中国政府奨学金について

募集要項

“中国政府奨学金は、日本人学生が中国に所在する大学において修学することを通じ、日本と中国との相互理解と交流を強化・推進し、両国ひいては世界の発展に貢献するような人材を育成することを目的としとし、以下のとおり募集する。”(中国政府奨学金サイトより)

書類選考と面接はこの目的に基づいて行われます。学習計画書の中でもこの目的を意識して書くようにしましょう!

募集人数

毎年110名です。(この数字は全てのプログラムの学生の合計人数です。)

確かな倍率は公表されていませんが、毎年2倍くらいだと言われています。

奨学金の内容

(1)学費免除

学校や学部によって変わりますが、ぼくの場合は、年間31,000元(66万円ほど)の学費が免除になりました!

(2)大学寮費の免除

学校にもよりますが、基本的に原則2人部屋で寮費が無料になります。大学側の事情で学外に住まないといけない場合は、居住手当が支給されます。また、追加料金を払えば、1人部屋の寮に住むこともできます!

a. 本 科 生:月額 700元
b. 普通進修生:月額 700元
c. 碩士研究生:月額 700元
d. 博士研究生:月額 1,000元
e. 高級進修生:月額 1,000元

ぼくが住んでいた2人部屋です。(学校によって部屋のクオリティが違うみたいです涙)

(3)医療保険料の免除

中国平安養老保険株式会社の「留学生保険800元方案」に無料で加入することができます。

この保険は、中国留学する時に必ず加入しないといけない保険です。ただし、病気になった際、ほとんどの場合はサービスを利用できないので注意してください!

ぼくの場合、インフルエンザで病院に行った時に、この保険は使えないと言われ、自費で8000円ほど払いました😢(保険はあまり当てにしないように!)

(4)生活費の支給

中国政府奨学金では、長期休みを含め毎月生活費が支給されます!本科生でも1年間30000元(60万円以上)が支給されることになります!

a. 本 科 生:月額 2,500元
b. 普通進修生:月額 3,000元
c. 碩士研究生:月額 3,000元
d. 博士研究生:月額 3,500元
e. 高級進修生:月額 3,500元

中国の物価は比較的安いと言われていますが、北京や上海のような大都市では、東京と同じくらい、あるいはそれ以上の物価になることもあります。そのため、この生活費の支給は本当に助かります!

留学の種類

まず、自分の志望校や専攻が中国政府奨学金の対象になっているかを、留学中国Study in Chinaで確認してみましょう!

「Universities & Programs」セクションで、プログラム名の左側に★星マークが付いていれば、その専攻は中国政府奨学金の対象になっています。

次のページでは、書類申請(システム登録)について詳しく説明していきます!

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