こんにちは、トモキです!
2025年11月20日から、これまで中国行きの機内や空港で手書きしていた「外国人入国カード(Arrival Card)」が、ついにオンラインで申請できるようになりました!
「揺れる機内で細長い紙に記入するのが面倒だった」「ペンを持っていなくて困った」という経験がある方も多いのではないでしょうか。この新しいシステムを使えば、出発前にスマホだけで手続きを済ませ、空港ではQRコードを見せるだけでスムーズに入国審査へ進むことができます。
この記事では、新しく始まった中国入国カード(オンライン)の申請がいつから・何日前からできるのか、有効期限、スマホでの書き方から、空港での実際の流れ、トラブル時の対処法まで、わかりやすく解説します。
制度が始まってから半年以上が経ち(2026年7月現在)、僕自身も日本と中国を何度か往復しながら実際にこのオンライン入国カードを使ってきました。その現役留学生としての実体験も交えながら書いていくので、これから中国へ行く予定のある方は、ぜひブックマークして活用してください。
【結論】中国入国カード(オンライン)は何日前から?有効期限は?
細かい手順の前に、多くの方が最初に知りたい「いつから申請できるのか」「有効期限はどれくらいか」だけ先にまとめておきます。忙しい方はここだけ読めばOKです。
| ポイント | 結論 |
| いつから?何日前から? | 中国に到着する72時間前(=約3日前)から申請できます。 |
| QRコードの有効期限は? | 発行から24時間だけ有効。切れても再申請すればOK。 |
| おすすめのタイミング | 早すぎると期限切れになるので、出発の前日〜当日がベスト。 |
| どこで申請する? | スマホだけで完結(アプリ/ブラウザ/WeChat/Alipay)。 |
1. いつから?中国入国カードは「何日前から」申請できる?
中国に到着する72時間前(=約3日前)から入力できます。逆にそれより前には申請できません。「1週間前に済ませておきたい」という方もいますが、早すぎるとQRコードの有効期限(24時間)が切れてしまうので注意が必要です。出発の前日か当日に済ませるのが一番確実です。
2. QRコードの有効期限は「24時間」
提出すると発行されるQRコードは、発行から24時間だけ有効です。ここを勘違いして「渡航の3日前に申請したのに空港で使えなかった」という失敗が起こりがちです。有効期限が切れても再申請すればすぐに新しいQRコードが出るので慌てなくて大丈夫ですが、基本は「出発直前に申請」と覚えておきましょう。詳しくは後半のFAQでも解説します。
3. スマホだけで完結できる
PCでも申請できますが、パスポートをカメラで撮影して自動入力できるので、スマホ1台あれば十分です。僕もいつもスマホで、機内に乗り込む前の搭乗ゲート付近で申請しています。
どこから申請するの? 選べる4つのアクセス方法(スマホ対応)
新しいシステムはとても親切に設計されており、皆さんの使い慣れたツールに合わせて4つの入り口が用意されています。いずれもスマホで完結できるので、ご自身の状況に合わせて一番使いやすいものを選んでください。
| アクセス方法 | 特徴 | こんな人におすすめ |
| NIA公式ウェブサイト | アプリのダウンロードが不要。ブラウザだけで完結します。 | 中国系アプリを使っていない一般的な旅行者 |
| NIA 12367 アプリ | パスポートの読み取り機能が安定しています。 | 中国へ頻繁に出張する方やビジネスマン |
| WeChat ミニプログラム | 中国版LINE「WeChat」を使っているならこれが便利。 | 中国在住歴がある方やWeChatユーザー |
| Alipay ミニプログラム | 決済アプリ「Alipay」の中で手続きが完了します。 | 旅行用にAlipayを入れている方 |
1. NIA公式ウェブサイト(PC・スマホ)
最もスタンダードな方法です。国家移民管理局(NIA)の公式サイトへアクセスするだけなので、特別な準備は必要ありません。出発前の空港の待ち時間や、自宅のパソコンから落ち着いて入力できます。
- PCの方はこちら: https://s.nia.gov.cn/ArrivalCardFillingPC/entry-registation-home
- スマホの方はこちら: https://s.nia.gov.cn/ArrivalCardFillingPhone/
- 画面右上のボタンで言語を「英語」に切り替えられますので、中国語がわからなくても安心してください。
2. 「NIA 12367」モバイルアプリ
これは中国の移民局が提供している公式アプリです。アプリならではの強みとして、カメラを使ったパスポート情報の読み取りがウェブ版よりもスムーズに動くことが多いです。また、過去に入力したデータが保存されるため、何度も中国に行くリピーターの方には特におすすめです。
iPhoneの方はこちら:
https://apps.apple.com/us/app/%E7%A7%BB%E6%B0%91%E5%B1%8012367/id1495740008
3. WeChat(微信)ミニプログラム
中国で生活に欠かせないアプリ「WeChat」を使っている方は、アプリ内の検索バーで「移民局12367」または「Immigration Bureau 12367」と検索してください。ログインの手間が省けたり、発行されたQRコードをWeChat内で管理できたりと便利です。
4. Alipay(支付宝)ミニプログラム
最近は外国人旅行者も決済のために「Alipay」を入れることが増えました。Alipayでも同様に「移民局12367」と検索すると申請画面が出てきます。お買い物と同じアプリで入国手続きができるのは非常に合理的です。
中国入国カードの書き方|オンライン申請の手順を一つずつ解説
それでは、実際の書き方(入力手順)を詳しく見ていきましょう。慣れれば数分で終わりますが、いくつか間違えやすいポイントがありますので注意してください。
1. 準備:いつから・何日前から書ける?
前半でも触れたとおり、中国に到着する72時間前(約3日前)から入力することができます。早すぎるとQRコードの有効期限(24時間)が切れてしまう可能性があるので、出発の前日や当日に済ませるのがベストです。
- 用意するもの
パスポート、航空券(便名がわかるもの)、ホテルの予約確認書(住所がわかるもの)。
ちなみに、申請にはパスポートの読み取りが必要です。残存期間が少ない方や、中国滞在中に更新が必要になりそうな方は、先に以下の記事もチェックしておくと安心です。
2. パスポートを撮影して自動入力(スマホでOK)
システムには「OCR」という文字認識機能が付いています。
- アップロード
パスポートの顔写真ページをスマホで撮影、または画像をアップロードします。 - 自動入力
名前、性別、生年月日、国籍、パスポート番号などが自動でフォームに入力されます。 - 【重要】必ず目視で確認してください!
機械による読み取りは完璧ではありません。光の反射などで、数字の「0」がアルファベットの「O」になっていたり、「1」が「I」になっていたりすることがあります。必ずパスポート原本と画面を見比べて、間違いがあれば手動で直してください。
3. ビザと連絡先の入力
ここで、あなたがどのような資格で入国するのかを申告します。
- 「有効なビザを持っていますか?」 という質問があります。
- ビザを持っている場合(Yes): ビザシールに書かれているビザ番号を入力します。
- ビザなしで入国する場合(No):
- 日本や、現在免除対象の国の方は「30-day Visa Waiver(30日間ビザ免除)」などを選択します。
- 乗り継ぎで一時入国する方は「24/144-hour Visa-Free Transit(トランジットビザ免除)」を選んでください。
- 連絡先: ご自身の携帯電話番号(日本または中国の電話番号)とメールアドレスを入力します。
4. フライト情報の入力
どの便で到着するかを入力します。
- 便名 (Flight No.)
NH903、CA920などの便名を入力します。これによって審査官は到着ターミナルなどを把握します。 - 到着予定日
中国に到着する日付です。 - 到着都市
上海、北京などの都市を選択します。
5. 【最重要】滞在先住所の入力
ここが一番つまづきやすいポイントです。中国では外国人の居場所を管理するため、住所の申告が必須です。
- ホテルに泊まる方
ホテルの正式名称と詳しい住所を英語または中国語で入力してください。「未定」や空白は認められません。ホテルの予約確認書を手元に用意し、英語または中国語の住所をそのまま入力できるようにしておきましょう。 - 友人の家に泊まる方
友人の住所を正確に入力してください。 - 乗り継ぎ(トランジット)の方
たとえ数時間の滞在であっても、入国する場合は「活動するエリア」や「休憩するホテル」の情報を入力する必要があります。
6. 署名して提出
最後に、入力内容に嘘がないことを誓約するチェックボックスにチェックを入れ、「Submit(提出)」ボタンを押します。
7. 完了:【重要】QRコードを必ず保存!(有効期限24時間)
送信が完了すると、画面にQRコードが表示されます。
- 有効期限は24時間です
QRコードは発行されてから24時間しか使えません。この点だけは必ず覚えておいてください。 - スクリーンショットを撮ってください
中国の空港に着いた時、Wi-Fiが繋がらなかったり、回線が不安定だったりすることがよくあります。必ずこの画面のスクリーンショットを撮って、画像としてスマホに保存しておいてください。これさえあれば、ネットに繋がらなくても入国できます。
空港に着いたらどうする? 入国審査の流れ
オンライン申請を済ませていれば、空港での手続きは非常にスムーズになります。
- 到着
飛行機を降りたら、「Foreigner Immigration(外国人入国審査)」の案内板に従って進みます。 - 審査レーンへ
以前のように、記帳台で立ち止まって紙のカードを書く必要はありません。そのまま審査の列に並んでください。 - 審査ブースで
審査官にパスポートと一緒に、保存しておいた入国カードのQRコードを見せます。 - スキャン
審査官がスキャナーでQRコードを読み取ると、あなたの情報が審査官の画面に瞬時に表示されます。手書き文字の確認作業がないため、審査時間が大幅に短縮されます。
もしスマホの充電が切れてしまったり、申請を忘れてしまったりしても大丈夫です。一部の空港には入力用の端末(キオスク)がありますし、従来通り紙のカードも置いてあります。
トランジット(乗り継ぎ)で中国入国カードは必要?
「中国で乗り継ぎ(トランジット)するだけなんだけど、入国カードは必要なの?」という質問がとても多いので、独立してまとめておきます。判断のポイントは「中国に“入国”するかどうか」の一点です。
- 空港から出ずに乗り継ぐ場合 → 原則「不要」
国際線から国際線へ乗り継ぎ、入国審査を受けずに制限エリア(トランジットエリア)内に留まるなら、法的に「入国」しないため入国カードは不要です。 - 一度空港の外に出て観光・宿泊する場合 → 「必要」
乗り継ぎ時間が長く、24/144時間などのトランジットビザ免除を使って一時的に街へ出る場合は、国境を越える=入国扱いになるため、入国カードの提出が必須です。この場合はビザの項目で「Visa-Free Transit」を選んで申請してください。
迷ったら「街に出るなら必要、出ないなら不要」と覚えておけば大丈夫です。トランジット観光をする方は、滞在先住所(休憩するホテルや活動エリア)の入力も忘れないようにしましょう。
私は必要? 入国カードが「免除」される条件
実は、すべての外国人がこのカードを提出しなければならないわけではありません。以下の条件に当てはまる方は、入国カードの提出自体が不要です。
- 中国の永住権(グリーンカード)を持っている方: 五星カードをお持ちの方です。
- 24時間以内に空港から出ずに乗り継ぐ方: ここは重要です。国際線から国際線へ乗り継ぐ際、入国審査を受けずに制限エリア(トランジットエリア)内に留まる場合は、法的に「入国」しないためカードは不要です。
- 団体旅行の方: 旅行会社が手配した「団体ビザ」でツアーに参加している場合、旅行会社が一括で手続きをしているため個人の申告は不要です。
- その他: クルーズ船で入出国する方や、自動化ゲート(E-channel)の利用登録済みの方など。
よくある質問(FAQ)|有効期限・書き方・トランジットなど
新しいシステムには疑問がつきものです。検索でよく見かける質問をまとめました。
- Q中国入国カードのオンライン申請は何日前からできますか?
- A
到着の72時間前(約3日前)からです。
ただしQRコードの有効期限は24時間なので、早く申請しすぎると空港で使えなくなります。出発の前日〜当日に済ませるのが一番確実です。
- QQRコードの有効期限(24時間)が切れてしまいました。
- A
心配ありません。再申請してください。
ログインすれば前回のデータが残っていることが多いので、日付などを更新して再提出すれば、すぐに新しいQRコードが発行されます。出発空港の搭乗ゲート付近で再申請するのが確実でおすすめです。
- Qトランジット(乗り継ぎ)でも入国カードは必要ですか?
- A
空港から出るなら必要、出ないなら不要です。
制限エリア内に留まって乗り継ぐだけなら不要です。一方、24/144時間のトランジットビザ免除を使って一度街に出る場合は「入国」扱いになるため、入国カードの提出が必須になります。
- Q申請画面は日本語に対応していますか?
- A
日本語表記はありませんが、英語に切り替えられます。
画面右上のボタンで「英語」に切り替えられるので、中国語がわからなくても入力できます。氏名やパスポート番号はパスポートを撮影すれば自動入力されるため、英語が苦手な方でも数分で終わります。
- Q未成年・子供の分も申請が必要ですか?家族分をまとめてできますか?
- A
お子様の分も必要ですが、1台のスマホでまとめて申請できます。
お子様やご高齢の方の分を代表者が入力する機能もサポートされています。1台のスマホで家族全員分を申請し、それぞれのQRコードをスクリーンショットで保存しておけば問題ありません。
- Qまだホテルが決まっていません(バックパッカーなど)。
- A
少なくとも1泊目の予約が必要です。
住所の欄は必須項目です。「未定」では提出できません。入国審査でトラブルにならないよう、最初の宿泊先だけは確保し、その住所を入力することを強く推奨します。
- Qどうしてもスマホでの入力がうまくいきません。
- A
紙のカードを書きましょう。
デジタルはあくまで便利なオプションです。空港には従来通り紙の入国カードも用意されています。無理にデジタルにこだわらず、紙で書いて提出しても何の問題もありません。
まとめ:これからの中国旅行の新常識
2025年11月から始まったこのオンライン入国カード制度は、中国旅行をより快適にするための新しいスタンダードです。
- 簡単: パスポートを撮影するだけで大半が入力されます。
- 安心: 日本語はありませんが、英語表記があり、時間をかけて事前に入力できます。
- スムーズ: 空港での記入時間をゼロにできます。
記事のポイントをおさらいすると、「到着72時間前から申請できる(何日前から)」「QRコードの有効期限は24時間」「住所を正確に入力する」「QRコードのスクリーンショットを必ず撮る」、この4点さえ守れば大丈夫です。ぜひ次回の中国渡航では、この便利なデジタルツールを活用して、スマートな入国体験をしてみてください。
(免責事項: 本記事は2026年7月時点の情報に基づいています。入国ルールは変更されることがあるため、渡航の際は必ず最新の公式情報を確認してください。)
また、以下で中国で旅行する際の注意事項も紹介しているので参考にしてみて下さい!
入国後、中国滞在中に気をつけたい法律・トラブル・敏感な日については、以下の安全対策の記事にまとめています。
中国渡航後の交通機関については以下の記事から!





